ホタルの一生と種類

ホタルは、卵から成虫になるまでに約一年かかります。一生の大部分は水中で過ごし、成虫になってからの寿命は約2週間です。

●成虫(6月/飛翔)

オスが先に羽化し、メスは1週間ほど遅れて羽化します。

成虫になってからの寿命は約2週間です。

●産卵(6月)

ホタルのメスは、成虫になってからすぐに卵を産めます。

1匹から約500~1,000個の卵を水辺の湿ったコケなどに産み付けます。

●ふ化(7月/卵期間約1ヶ月

生みつけられた卵は、1ヶ月程度で黄色から黒色に変化します。孵化する時、卵の中の幼虫は、体をひねり頭部で卵殻をつき破って出てきます。

●幼虫(8月~来年4月/水中生活約9ヶ月)

孵化した幼虫は、体長は1~1.5mmくらいです。

水中に入った幼虫は、光を嫌いすぐ石の下などに隠れます。

活動はもっぱら夜で、餌を求めて右往左往します。

幼虫は、約9ヶ月間水の中でカワニナを食べて成長します。

※1匹の幼虫に対して20~30匹のカワニナが必要


会津地方で飛翔しているホタル